コンクールについて考えること

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おさらい会が終わり、GWも最終日となりました。昨日、横浜市青葉区のフィリアホールにて、かながわ音楽コンクールの二次予選が行われ、出場する生徒さんの応援に行ってきました。結果は見事通過!!素晴らしいことです。おめでとうございます。

一次予選を通過した方々の演奏はそれぞれに素晴らしく、聴いていて学ぶことが多くありました。ここ数年、特に小さいお子様たちの演奏が変わってきていると感じます。パフォーマンスの要素が増えていること、伝えることを意識した演奏が増えてきていること、衣装や歩き方やお辞儀の仕方も含めて表現しようとしていることなどです。YouTubeやSNSやテレビなどの影響、保護者の方々の世代、多様性という言葉に象徴されるように広く認め合うようになった社会に生まれ育っていることなど、時代の変化に、クラシック音楽と括られるジャンルの音楽のあり様も影響を受けているのでしょうか。

自分を演出することを小さな時からできることは、楽しいことだと思います。また、そのお子様の後ろにはプロデューサーの役割をしている大人がいて、みんなでアーティストを育てることを楽しんでいる環境があることも感じます。計算し尽くされた自由さは見ていて新鮮です。でも、違和感も感じます。私が古い人間だからなのかもしれませんが、そのパフォーマンスは演奏に必要???やりすぎなのでは???と感じる要素もあるように感じるのです。個性は大事だと思うので否定はしません。これからどうなっていくのか楽しみにしています。

たくさんの演奏を聴いて、ヴァイオリンを弾くとはどういうことか。音楽の解釈や表現はどこまでもやりたいようにやってしまって良いものなのだろうか。そもそも演奏するとはどういうことか。などなど、いろいろ考えるきっかけをもらいました。

刺激を受けつつ、変化を受け止めつつ、これまでと変わらずに美しい音色で、楽譜に書いてあることを丁寧に読み取って、心を込めて演奏することを伝えていきたいと気持ちを新たにしました。

はまっこカード

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おさらい会が終わったので、秋の発表会に向けての準備を始めます。まずはホールを予約することからです。生徒さん、保護者の皆様のご協力で、団体登録をしました。抽選に当たるよう、念じながら抽選申し込みをしています。当たりますように!!

少し前になりますが 桜

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今年は桜をたくさん見ました。母校の桜です。後2年でこの校地は閉校となってしまいます。この美しい自然環境に、15歳から昨年まで、ほぼずっと通いました。高校生、大学生、社会人、思い返すと辛かったことも、嫌だったこともあったのに、良いことばかりが思い出されます。忘れたこと、自分の中で昇華したこと、成長して解決できたこと、許すことと赦すことができたことが増えたのだと思います。歳を取ることの良さでしょうか。

おさらい会

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今年は4月28日、GW中の平日月曜日の夕方からの開催となりました。学校へ行った後、お仕事の後など、皆様お疲れのところホールに集まり、リハーサルと本番で日頃の練習の成果を発表しました。

おさらい会は発表会と違い、全員が全員の演奏を聴き学び合う目的で行なっています。お互いに半年の成長を感じながら、自分の成長を披露します。

今回は、ご自分なりの初挑戦をされた方が多くいらっしゃいました。初めて暗譜で演奏、初めてコンチェルトを演奏、初めてヴィブラートを披露、初めて合奏に参加など。初めての挑戦は、緊張が伴いますが、みなさん立派に一山越えていました。学校行事で直前3日間キャンプに行っていて、当日帰宅し、緊張と不安で出演したくなくなってしまいましたが、会場に来たら俄然頑張るモードに入り、立派に弾ききった方もいらっしゃいました。これは、日頃、いかに練習を積み重ねてきたかの証となる演奏で、本当にすごいことだと感心しました。練習してきたから不安が大きかったのだと思います。彼は、まだ2年生ですが、この経験は大きな大きな自信となり、今後に繋がっていくことと思います。

合奏も毎月集まって練習した甲斐があり、今までで一番良い出来だったと感じています。全員の音色がよく共鳴し、美しいきらきら星変奏曲でした。個々の成長もはっきりと感じられ、全体的にまた一段、階段を昇れたように感じます。秋の発表会に向けて、より一層良いレッスンができるよう努力します。

合奏のリハーサル写真(いらっしゃらない方もいます。本番は全員参加しました!)

最後になりましたが、伴奏をしてくださった、柴田先生、滝沢先生、ありがとうございました。片付けに協力してくださった保護者の皆様、お仕事の後、聴きにいらっしゃってくださった参加者のご家族の皆様にも、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

さくら

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1月、2月は我が家のかわいい家族であるさくらの心配で過ぎました。

1月20日、前日まで元気いっぱいだったさくらが、ご飯を残し、ぐったりとしていました。この日から、さくらの調子がどんどん悪くなっていきました。行きつけの動物病院に連れて行くと、胆嚢が機能していなくて、腸管からばい菌が逆流して炎症を起こしているとの診断を受けました。薬をいただいて、数日様子を見ましたが、あまりよくなりません。

2月に入ると、お腹が黄色くなり、膨れてきてしまいました。黄疸が出ていたのです。病院へ行くと腹水が溜まっている、と言われ、それを抜くことになりました。検査には時間がかかるため、預けて帰宅しました。数時間後に、お電話をいただき、大きなきちんとした設備のある病院へ行った方が良い、と言われました。

すぐに紹介していただいた病院へ連れて行きました。受付をするとすぐに検査をしてくださり、すぐ手術しないといけない、と言われました。胆嚢が破裂して、中身がお腹の中に散っている腹膜炎だそうです。助かる見込みは50%です、最後に抱っこしますか、と言われ、涙が止まりませんでした。ここで抱っこしたら、本当に最後になってしまう気がしたので、抱っこはしませんでした。

帰宅して数時間後、動物病院の先生からお電話をいただき、麻酔から覚めて頭を上げたり動かしたりしています、とお知らせいただいて、心底ホッとしましたが、まだまだ油断はできません、と言われ、心配は続きました。

翌日(2月7日)から10日ほど入院しました。毎日お見舞いに行きました。病院の先生と看護師さんのおかげで、日に日に元気になり、ある日担当の先生から、直接会うと、わたしが帰った後数時間泣き続けるので、遠くから見るだけにしてほしい、と言われてしまいました。他のわんちゃんや猫ちゃんの迷惑になるし、先生たちも大変だし、お腹の傷が開いてしまったら再手術とのことだったので、遠くから眺める日が続きました。でも、気がついていたようにも思います。立ち上がったり、何か言ったりしていたので。犬ばかでしょうか。

2月16日に退院し、我が家に帰ってきました!エリザベスを付けているので、あちらこちらにぶつかったり、引っかかったり。でも、何をしてくれても嬉しいのです。

お医者さんにさくらは強い子です、と言っていただきました。その通りだと思います。そして、さくらは小さい犬ですが、存在は大きいです。すもももさくらも、そこに居てくれるだけで幸せです。

このことを通して、身近な方々の有り難さも感じています。レッスンの度に心配してくれた生徒さんと保護者の方。一緒に演奏をしてくださる音楽仲間の皆様。友人たち。そして、病院の皆様。励ましてくださったり、アドバイスをくださったり、本当にありがとうございました。

今もまだ少し腹水があり、薬も飲み続けていますが、回復しています。日によって、調子が良かったり、良くなかったりを繰り返していますが、確実に元気になっています。これからも、すももとさくらをよろしくお願いいたします。

↑横断の出ていた頃

↑入院中 右は遠くからしか見られなかった頃

↑帰ってきた日

↑お腹の傷28針

昨年の出来事 4

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箱根にあるポーラ美術館に行きました。

カラーズー色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ (5月18日まで)

写真は 草間彌生氏の<無限の鏡の間ー求道の導く宇宙の永遠の無限の光>2020年

昨年末の出来事 3

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生徒さんが劇団ぽかぽかの公演に出演したので、観に行きました。『ユキトク』という題の演劇と音楽が融合した素晴らしい公演でした。感激しました。K君は、初めての出演とのことでしたが、堂々と立派に役を演じていて驚きました。出演が決まってからは随分練習をしたそうです。チケットの販売や劇団の紹介も頑張っていて、とても楽しそうでした。公演が成功して本当に良かったね!次の公演も楽しみにしています。

昨年末の出来事1

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毎年、飯能にある元氣保育園と子育て支援センター、それから大東幼稚園でクリスマスコンサートをさせていただいております。昨年は、発表会でもお世話になった柴田啓子先生と演奏することができました。こちらの保育園や幼稚園では、独自の教育システムを使って素晴らしい幼児教育を行なっています。昨今の少子高齢化で、園児の数が減っていますとのことですが、それでも200名くらいの子どもたちが元気に集まっています。教育方針に共感する保護者の方が多いということだと思います。40分のコンサートですが、お行儀よく静かに聴いて、赤鼻のトナカイは元気一杯に歌ってくれました。元気をもらって帰ってきました。