
5月25日日曜日、県立音楽堂にて神奈川音楽コンクールの本選が行われました。一次予選、二次予選を通過した方達の最終選考でした。
審査委員長の篠崎史紀さんのお話が、印象に残りました。ご両親から、楽器が弾けると世界中の人と友だちになれるよ、と言われてヴァイオリンを続けてこられたそうです。音楽は世界の共通語、とよく言われますが、大御所の先生が語られると、本当にそうだなと心に響きます。
一生懸命に練習するのは何のためなのか、、、自分が楽しい!と心から感じて弾くことで、その演奏と生き方が広い世界に繋がってがっていくことを本能で知っているから、頑張れるのかもしれません。
幼児の部でコンクールに初めて挑戦した生徒さんは、広いホールで音が響いてとっても気持ちが良かった、と言っていました。確かに伸び伸びと、気持ちよさそうに弾いていました。また、楽しい本番を迎えられるように、次の曲に取り組んでいます。コンクールが全てではないのですが、挑戦する意欲と挑戦できる環境と技術を持っているならば、取り組んで損はないと思います。挑戦する方が増えたら良いなと思います。